狂おしいほどイケメンのブログ

最高にイケメンってやつだ心が

アメリカ大統領選のトランプ勝利の結果を受けて

 

非常に体調が悪い。

大統領選挙の結果のせいではなく、それに対する人々の反応を見ていて心がかき乱されたせいかどうか知らんが風邪を引いてしまった。

 

個人的にはトランプが大統領になるとはあまり思っていなかったけれど、まぁ100%絶対に無いとも思っていなかったので、結果には多少驚いたけどそんなものかなという感じだった。

何に心をかき乱されたかと言うと「まさかトランプが勝つなんて」とか「トランプ支持者なんて見たことない」みたいな反応をしている現地在住の人や日本の人をtwitterで多数見たからだった。

要するに比較的良い暮らしをしているリベラルな人々と、そうではない人々は分断されているわけだ。

そもそもアメリカじゃ宗教的にも大きな隔たりがあるし、州ごとでも全然違うわけで自分と政治的に意見が全く異なる人なんているのが当たり前で、見えてなくてもいると考えるのが普通なんじゃないかと思うが、なんか衝撃受けてる人が多くいてそれにむしろ驚いた。

 

ブレグジットの時もそうだったけど、急速に進むグローバリゼーションとか移民の流入によって不利益を被る人々のヒリつくような怖れがリベラルには全然理解できないし理解しようともしないんだなって感じ。想像力が貧困すぎるというか。

 

俺はそういうのがすごいわかるんだよね。

薄毛という魔の手が物凄い勢いで前髪から後頭部にかけて進行していて、頭髪フサフサというエスタブリッシュメントの立場からまさに没落していくところだし。

親父は公務員でそこそこの中流家庭だったけど、俺は現状求職活動中の非正規アルバイターで年収100万以下の生活をしているし。

 

リベラルはトランプ支持者や本人に対して無知だのなんだのクソミソに言ってやがるけど、わかってないのはお前らだって感じだよ。少しは考えろや。相手の状況を想像してごらん。

 

レディ・ガガが結果を受けてなお冷静に「Love trumps hate.(愛は憎しみに勝る)」とか言ってんのはとても立派だけど、そんなもん殿上人の世界でしか流通も通用もしませんよという話で。

そういうあんたらの美しい理想の影で、苦しむはめになる連中がおるんじゃ。

下からは優雅な暮らしが見えても、上からは下々が見えないというアレ。

 

まぁアメリカの話だから割と他人事だけど、このまま増税増税アンド緊縮で日本経済が衰退していったら確実に日本でも同じようなことが起こるからな。

すでに在特会みたいな団体があるわけで。

 

 

こういう考えがずっと頭をめぐり続けてしんどかったが、書いたらスッキリした。

サンダースが民主党候補だったら良かったのにな。