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三軒茶屋にある広島のお好み焼き「HIROKI」に行った

三軒茶屋という町をご存知だろうか。

各人それぞれイメージはあろうが、私にとってはトンネル(地下鉄)を抜ければそこは三軒茶屋でありそんなところだ。

駅の近くに昭和を愛でる若人女性が集まる昭和女子大学があるため、通勤時間帯は昭和っぽいピチピチギャルでいっぱいだ。

三軒茶屋とはそんな町であり、微妙にお洒落な感じのある土地だ。
駅周辺の路地裏には小ぢんまりとした飲み屋がたくさんあり、店に入らなくても気分はなんとなくクリスタル。

今回は「HIROKI」という広島のお好み焼き屋を訪れたのだが、少し離れた所には府中焼き(広島の府中市風のお好み焼き)の店もある。

ここで本題に入る前に言っておきたいことがある。
世間では広島のお好み焼きに対して「広島焼き」という背筋も凍る恐ろしげな呼称が用いられることがあるが、そんな物体は存在しない。

あくまでお好み焼きであって、それ以上でもそれ以下でもない。

「広島焼き」という呼称を使っていいのは大阪のお好み焼を「大阪焼き」、もんじゃ焼きを「東京焼き」と呼ばれる覚悟がある人間だけだ。

そんなこともわからない人間はさっさと仕事を辞めて、故郷に帰って一生を砂場遊びに捧げるがいい。
世間が認めても俺はオメェを認めへんぞ。

府中焼きについては自分からそう名乗っている節があるので、まぁ問題ないだろう。

 

という訳でお好み焼を食べたのである。
駅から1分程度だろうか、目的の場所がある。

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広島焼きなどという文字がどこにも存在しないことがおわかりいただけただろうか。

立地がいいので混んでるかなと思ったが割と空いていた。

初めて行く店なのでスタンダードであるそば肉玉にしようかと思ったが、一人では酒も飲まないのでにんにくをトッピングで入れてちょっと客単価を上げた。

にんにくの皮を剥いた状態から半分以上は使われていそうな量のそれらが鉄板で焼かれ期待は高まる。

 

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出来上がりはこんな感じだった。
紅生姜が最初から乗っかっているスタイルは少し珍しい。

いざ実食してみると、これは安倍総理が言うところのジューシーそのものであった。
様々な味、食感が渾然一体となって迫ってくる。これぞお好み焼といった感じだった。

にんにくのトッピングは初めてで、美味しそうな香りがするし実際おいしかったがお好み焼きにはにんにくパウダーをかけて香りと風味だけでも充分な気がしないでもなかった。まぁそこは好みである。

 

東京で開いているお好み焼き屋は基本値段が高く、その割に味はそうでもないことも結構あるが、HIROKIは満足できるお好み焼き屋だった。