目黒「LAND」のアングアムなカレーが最高だった

ランドと聞いて何を思い浮かべるだろうか？
俺はもちろんスターウォーズ帝国の逆襲から登場するナイスバッドガイ「ランド・カルリシアン」だ。ハン・ソロの旧友でありジェダイの復讐でニエン・ナン(ナイン・ナン)といちゃついてた彼だよ。

真っ先に東京ディズニーランドが頭に浮かんだお子ちゃまはさっさと家に帰ってママにキスでもするんだな。

とはいえそれはどうでもいい。
ランドはランドでも今回は目黒にある喫茶兼カレー屋のLANDについてだからだ。
ちょっと前まで目黒によく通っていたので、いつか行こうと思いつつそのまま遠ざかってしまっていたのだが近くに行く用事がありちょうど開いてたので行ってみた。
場所は目黒駅から8分くらい歩いたところだ。大体、大鳥神社のあたりだ。

いつも通り写真がブレている。
写真撮るのってなんか恥ずかしいから急いでさっとやったら大体ブレる。
看板というかなんというかあの三角の置物からすでにただならぬ玄人感がしないだろうか。もしかしたら三角形なのはピラミッドパワーを利用するため！？

プリズマンのカピラリア七光線でボロボロになったラーメンマンがピンピンに回復するくらいだからカレーに取り入れたらそれはすごいことになるだろう。

螺旋階段を登って2階が店である。

スッキリとした無駄のない感じの店内だった。
基本的には初めていく店ではその店のスタンダードっぽいものを頼むんだけど、ちょっとひねりの効いてる「ひよこ豆とカシューナッツのカレー」が気になってしょうがなかったのでそれを頼んだ。

どうですかこのアングアム感。やっぱ店で食べるカレーはこうじゃないとな。

アングアムといわれてもほとんどの人がわからないだろうから解説すると、
水野しずという素敵な女性が「吉田豪とハミダシ女」という番組でこんな話をしていた。
グラビアアイドルがハワイとかグアムとかああいうすっきりとした場所で撮影するのは邪魔するものが何もないから見てる側が体に集中できて興奮しやすいから、らしい。
それに対して、男性が水野しずを見ても色々な要素が乗っかり過ぎてて素直に興奮できないだろう、ということをアングアムと表現していた。

水野しずの場合はマイナスイメージで使ってたけど、カレーの場合アングアムは素晴らしい。というかそもそも市販のルーとかもめっちゃ色々煮込んで作ってるわけだからカレーって基本的にアングアムだ。

スパイスの色んな味わいにひよこ豆やカシューナッツの食感もあり、楽しめる要素が多い。量は少し少なめだがマッシュポテトもついてるので全く物足りないということもない。こういうカレーがとても好きだ。とても贅沢な気分になる。うまいし。

以前西荻窪のフレンチカレーspoonって店で食べたカレーもこういう感じでアングアムだったんだけど、このアングアムはフレンチから来てるんですかね？

そのへんよくわからないけれども、また目黒に通う予定が結構あるので他のメニューも食べてみたい。

追記：書いた当時なぜか気がつかなかったけど、ライスが完全に三角形だよね。

もう間違いなくピラミッドパワーを取り入れるためですわコレ。どおりでうまいわけだ。